

日の当たるところにはミヤマキンポウゲが、そして林の中にはツマトリソウが咲いていた。
その後もなだらかな登りが続いた。10時13分、向こうが明るくなってきた。
「仙丈の馬の背みたいやなあ」と話をする。八ヶ岳の南西に位置する南アルプス北部の標高3000mを超える量感のある山の「馬の背」というあたりを歩いた時と似ている気がしたのだ。登りが苦手だった頃にしんどいと感じることなく登ることができたので、非常に印象の良い山となったのだった。

いつの間にか大きな木は針葉樹からダケカンバに変わっていた、10時32分。


向こうに中岳のコルが見えてきた。休憩している人がたくさんいる、10時46分。コイワカガミが咲いている。


相変わらず山は雲に覆われているが、その雲と赤岳の南にあるキレットの間から下界が見えた。八ヶ岳東麓の観光地清里か。

この区間に出会った花々