2006/07/23

八ヶ岳3 中岳のコルまで

9時45分 、行者小屋を出発。すぐに左手に地蔵尾根の登山道の分岐がある。赤岳と横岳の間にある地蔵仏というところに出る道だが、我々はまっすぐ中岳方面へ進む。平坦な道を行くと間もなく次の分岐に着く、9時57分。中岳の右側に出るか、丈三郎尾根を通って左側に出、そのまま赤岳に登るかだが、今回は時間があるので前者を選択した。林間に入ってまもなくまたオサバグサが咲いていたので、つい写してしまった。
日の当たるところにはミヤマキンポウゲが、そして林の中にはツマトリソウが咲いていた。
その後もなだらかな登りが続いた。10時13分、向こうが明るくなってきた。
「仙丈の馬の背みたいやなあ」と話をする。八ヶ岳の南西に位置する南アルプス北部の標高3000mを超える量感のある山の「馬の背」というあたりを歩いた時と似ている気がしたのだ。登りが苦手だった頃にしんどいと感じることなく登ることができたので、非常に印象の良い山となったのだった。かなりゆるい勾配を横に振ってジグザグに登るのだが、段々とその振りが小さくなっていく。その斜面にシャクナゲが咲いているのに気がついた。しかも下を見下ろさないと見えない。
いつの間にか大きな木は針葉樹からダケカンバに変わっていた、10時32分。向こうの峰が見えてきた。上の方はガスっていてわからないが、赤岳の下の方が見えているのだろう。登山道が見える。かなりの急登のようだ、地蔵尾根だろう。登っている人たちがいた(白←印、下写真の楕円の中にアップが)、10時33分。ミヤマオダマキが咲いているが元気がなさそうだった。ミヤマクロユリも2輪咲いていたがこれも貧相だ。
向こうに中岳のコルが見えてきた。休憩している人がたくさんいる、10時46分。コイワカガミが咲いている。何と楽な登りだったと気を緩めたら、難所が現れた。山では登りが優先になっている。待っている間少しでも休めるからと、下りを優先してくれる人もいる。この時は登りの我々が先に通らせてもらう。そのため慌てて写した、10時47分。10時46分、中岳のコルに到着。地図でみると1時間の行程なので、ほぼ時間通り。
相変わらず山は雲に覆われているが、その雲と赤岳の南にあるキレットの間から下界が見えた。八ヶ岳東麓の観光地清里か。
    この区間に出会った花々