2006/07/21

八ヶ岳1 やまのこ村出発

今回の登山計画は1泊2日の八ヶ岳南部縦走登山

7月15日
やまのこ村→柳川南沢→行者小屋→中岳のコル→阿弥陀岳山頂まで往復→赤岳
(赤岳山頂小屋泊)
7月16日
小屋→横岳→硫黄岳→雨量計跡から夏沢峠往復→赤岳鉱泉→柳川北沢→やまのこ村 

昨日は中央高速道諏訪南インターから「八ヶ岳ズームライン」という道路を通り、美濃戸口まではあっという間だった。「美濃戸口?美濃戸の林道が整備され、マイカーでの乗り入れがしやすくなりました! 」という『八ヶ岳だより』のホームページの文を「舗装された」と思っていたので、結構な悪路に私はびびりながら運転した。明るいうちに美濃戸高原の山小屋の1つ、やまのこ村に着くことができてほっとした。お風呂にも入ることができ、個室に泊まることができた。
広い駐車場に夜が明けない頃から車がどんどんやってきて、準備に出るとほぼ満杯となっていた。7時過ぎに出発。標高が1700mあるので、赤岳頂上の2899mまで、標高差1200m弱を登ることになる。
2つの山小屋の前を通り、橋を2つ渡り、勾配のあまりない道を進む。いきなりヤマオダマキが咲いている。慌てて写真を撮ることもなかった。いくらでも咲いている。
木々の間からとんがった山の先が雲に隠れているのが見えた。青空も見えているがこの先どうなるだろうか?7時14分柳川の北沢と南沢コースの分岐に着いた。右手の南沢へ。なだらかな道で歩きやすい。この辺りにもヤマオダマキが咲いている。ギンリョウソウもあったよ。7時35分、樹林帯なので薄暗い登山道を歩いていたら、橋の所で急に明るくなった。上流が広い谷になっているのだろう。渡ると溶岩らしいごつごつした黒っぽい岩がちょうど良いくらいの段々になっていた。その後も急登もなく、楽な登りが続いた。
8時5分、再び明るくなってきた。草が生えているということは、最近土砂崩れがあって、木がなくなったということだろう。そんな話をしながら、カラマツの明るい林を歩いていると、土石流の跡のような石がごろごろあって、それらが苔むしているところがあった、8時23分。8時26分、針葉樹の暗い森を通過。前方に大岩があり、左に曲がる。手前の赤い印は冬季でも登山道であることを示すもの。

    この区間で出会った花々