2006/07/24

八ヶ岳4 阿弥陀岳登り

中岳のコルで休憩。リュックから水やカッパなどをサブザックに詰め替えて、人の邪魔にならないところにリュックは置き阿弥陀岳頂上を目指す、10時53分。すぐに上の写真にも写っているくの字に折れたハシゴに着いた。このハシゴはつい最近取り付けられたのだそうだ。他の写真でも、阿弥陀岳といえば岩の急登を登っているものばかりで、ハシゴの写ったものはなかった、10時59分。上側のハシゴは傾斜が中途半端で登りにくかった。
ハシゴが終わると右の方に向かう。 岩場の急登が続き、狭い箇所では下りてくる人を待ったり、こちらが待ってもらったりした。そのあたりにハクサンイチゲやイワベンケイが咲いていた。
その後左の方へ向かい、植物の多い谷を進む、11時7分。このまま谷を登るのかと思っていたが、登山道は右へ巻いていた、11時12分。そしてまた岩場を登り、やがて左に巻く、11時14分。
次の斜面には岳の低いハクサンシャクナゲが群生していた。
どこが頂上かわからないまま岩場を登っていると、上から人が下りてきた。視界が利かないときに人に出会うとほっとする、11時18分。この道を曲がったらまた急登だろうか、11時20分。曲がったところが頂上だった。25分のところを27分で登ってきたのでまあまあのペースだ。
上は丸くて狭い。四畳半と言われる槍ヶ岳の頂上よりは広かった。360度見渡しても、ガスで何も見えなかった。高度感もないので、ここが切り立った崖であったとしても恐怖感もない。
頂上には先客が2人いて、それぞれ昼食の準備をしていた。阿弥陀岳頂上から尾根を縦走して美濃戸口まで下りるのだそうだ。
    この区間に出会った花々