2006/07/28

八ヶ岳8 赤岳を登る2

土はなくなり、本格的な岩場になった。クサリよりも支柱をたよりにどんどん高度をかせぐ、13時32分。土のあるところでは人の踏み跡をたよりに歩くが、岩場では、人の良く通る箇所が他の岩と色が変わっている。それが踏み跡だ、13時35分。
すぐにまたミヤマオダマキを見かける。これはきれいに咲いた株だ。岩の間に花が咲いていて、ちょっとしたお花畑になっていた。シオガマやミヤマキンバイなどが咲いている。正面に岩が門のように切れているのが見えてきた。そこまでジグザグに岩場を登る、13時40分。岩を大股で登るその真下に、ひっそりとクロクモソウが咲いていた。
ガスっているときは矢印を見つけるとほっとする。なければ、上に人がいても、そこまでどこを登るのか迷ってしまう。迷い迷い進むのは結構時間をくうのだ、13時41分。切り通しの岩門は赤岳頂上への道ではなかった。クサリと立て札で向こうに行くなと知らせている。左へ進む、13時48分。この手前でクモマナズナが咲いていた。すぐに大きな安定した岩になった。ここもジグザグに登っていく。右手の岩にも赤い矢印。先に登る人が、次々と岩の間を抜けて白い方に消えていく、13時49分。 あの先が頂上かと期待したがハシゴがあった、13時52分。まだ? 

    この区間に出会った花々